1+1=2以上となるような変化をしたい方へおすすめの本のご紹介~7つの習慣08

読書

皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。

本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週1回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。
今回は、「7つの習慣 人格主義の回復」のご紹介の第八回目です。前回は第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を解説し、信頼関係を深める対話方法をご紹介しました。今回は第6の習慣「シナジーを創り出す」を解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。

  • どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
  • どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
  • 問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか

それでは、本題に入りましょう。

【1+1=2以上となるような変化をしたい】でお困りの方へおすすめの本【7つの習慣 人格主義の回復】

【1+1=2以上となるような変化をしたい】でお困りの方へおすすめの本は、【7つの習慣 人格主義の回復】です。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以下でおすすめの理由を解説します。

本書で【1+1=2以上となるような変化をしたい】を解決できる理由は【互いの違いを認め、第3の案を探すことを提案する】から

【7つの習慣 人格主義の回復】で、【1+1=2以上となるような変化をしたい】を解決できる理由は【互いの違いを認め、第3の案を探すことを提案する】からです。
著者であるフランクリンコビー氏は、本章の冒頭で、シナジー体験をしたことがない人について説明します。シナジー体験をしたことがない人の特徴は以下です。

  • 自分の周りに殻を作り、防衛的なコミュニケーションをとる
  • 人生も他人も信用できない
  • 枠組み、確実性、予測を過度に求める

その結果、シナジー体験をしたことがない人は、持って生まれた潜在能力を発揮することなく人生が過ぎ去ってしまいます。シナジーの素晴らしさを知るコビー氏は、これを人生における大きな悲劇であるとします。

シナジーの定義と効果

では、コビー氏が素晴らしいと語るシナジーの定義はなんなのでしょうか?本書では、シナジーを「全体の総和が部分の合計よりも大きくなること」と定義します。いわば1+1=2以上となるような効果のことです。理由は、各部分の関係自体が触媒の役割を果たすからです。具体的には、関係性の中で、各人に力を与え、人々の力をまとめるうえで総和を増やす重要な働きをします。
 では、次にシナジーが持つ素晴らしい効果とは何なのでしょうか?本書ではシナジーのもつ効果として以下を説明します。

  • お互いの自尊心を育み、価値を生かせる
  • 一人一人が成熟し自立し、相互依存の関係を築く機会を提供する
  • 他者と社会に奉仕し、貢献するような次の世代のための脚本を創り出す
  • 心を開いて人を信じ、分かち合う生き方になる
  • 人を愛し、人のためを思って生きるようになる

自分の中にシナジーを創り出す

以上のような素晴らしい効果を持つシナジーを創り出す前提として、我々はまずどうすればいいのでしょうか?本書では、すぐできることとして、自分の中にシナジーを創り出すことを提案します。
第1~第3の習慣を身に着け実践できるなら、心を開き、自分の脆い部分をさらけ出しても内面がぐらつくことはありません。さらに、Win-Winを考える豊かさマインドを育て、第5の習慣を体現できます。原則中心の生き方をすれば、過不足なく統合された個人になることができます。つまり、直感的、創造的、視覚的な「右脳」、論理的、言語的な「左脳」の両方を使いこなし、自分の頭のなかでシナジーを創り出します。
人生は、半分は論理、半分は感情でできていますので、脳をフル活用することで効果的な人生を送ることができます。

互いの違いを尊重する

自分の中でシナジーを創り出したあと、他人とシナジーを創り出すうえで私たちは、どのような考えをもてばよいのでしょうか?本書では、それを「互いの違いを尊重すること」とします。互いの違いを尊重できるようになるには、世の中を「あるがまま」にみているのではなく「自分の考えるがまま」に見ているに過ぎないことに気づく必要があります。つまり、「自分のものの見方には限界がある」ことを認める謙虚さを持ち、他者と接することで、自分の知識が深まり、現実をもっと正確に理解できるようになると信じることです。

シナジーとコミュニケーション

他人とシナジー効果を創り出す上で、互いの違いを尊重するという考え方が大切だとして、では他人とシナジーを発揮するようにコミュニケーションをするにはどうしたらいいのでしょうか?本書ではそれを説明するため、「信頼関係がコミュニケーションの質に与える影響」をとりあげます。
具体的には、横軸に「協力関係」、縦軸に「信頼関係」となるグラフにおいて、原点から右上がりの一次直線を描きます。そのグラフにおいて、原点に近い方から順にコミュニケーションのレベルを3段階で説明します。

  1. 防衛的コミュニケーション(Win-Lose or Lose-Win):「協力関係」が低く、「信頼関係」も低い。自分の立場を守ることしか考えず、揚げ足をとられないよう用心深く言葉を選ぶ。問題が起きたときに備えて予防線を張り逃げ道を作る。
  2. 尊重的コミュニケーション(低いレベルのWin-win):「協力関係」が中程度、「信頼関係」も中程度。お互いを尊重するコミュニケーション。相手に敬意を払い対立を避けるが共感には至らない。妥協した結果1+1=1.5程度にしかならない。
  3. シナジー的コミュニケーション(Win-Win):「協力関係」が高く、「信頼関係」も高い。強い信頼関係から生まれるシナジーで最初に示された案を超える結果になる。1+1=8や16になり、その創造的プロセスを全員が楽しめる。

第3の案を探す

他人としっかり信頼関係を築き、お互いに深く協力することがシナジー的コミュニケーションだとして、お互いWin-winとなるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それは「第3の案を探す」ことです。例えば、ある二人の人間がある状況について異なる見方をしているとします。お互いに信頼口座の残高が十分あれば、心を開いてコミュニケーションをとれます。次にWin-winを考えてお互いのためになり、最初の案よりもよい第3の案があるはずだと信じることができます。相手の身になり共感して話を聞き相手の価値観や関心事の全体像をとらえ、お互いにためになる決断を下すことができます。つまり、高い信頼口座の残高、Win-winを考える姿勢、相手を理解しようとする努力、これらがシナジーを作りだす環境となります。これは、妥協ではなく、より高い次元の選択を意味します。結果、二人はお互いの望みを一つに合わせることを意味します。対立ではなく、お互いに同じ側に立って問題を眺めて、両方の希望を叶えるような第3の案を見出す努力をします。このようなシナジーのプロセスは、二人の望むものをかなえ、二人の絆を強める効果があります。

力と場の分析

ここまでで一対一の関係においてシナジーを創り出すことについて紹介しました。では、組織など複数人が集まる場においてシナジーを創り出すにはどうしたらいいのでしょうか?その説明として、本書では「力の場の分析」というモデルを紹介します。組織が成長や変化を求められる状況において、現在における組織の能力や状態は、上向きの「推進力」を行使するグループと、それを妨げようとする下向きの「抑止力」を行使するグループが釣り合ったレベルをあらわしています。
 推進力は、ポジティブな力で、合理的、論理的、意識的、経済的な力が働きます。一方、抑止力はネガティブな力で、感情的、非論理的、無意識、社会的・心理的な力が働きます。つまり組織が変化に対応するときは、推進力と抑止力の両方を考慮する必要があります。
 仮に今、組織における力関係を変えたいとします。例えば、推進力を高めて、互いをもっと尊重し、オープンに話をして信頼感に満ちた雰囲気を作りあげたいとします。しかし、一時的に上向きの力である推進力を高めたとしても、ばねの反作用のように下向きの抑止力が働き、元のレベルに戻ってしまいます。

力関係を変える=シナジーを創り出す

では、このような力関係を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?本書では、そのためにシナジーを創り出すことを提案します。以下順番に説明します。

  1. 抑止力になっている問題について全員で心を開いて話し合います。
  2. 抑止力が弱くなると、推進力が大きくなり新たな視野が開けます。
  3. 全員が共有できる新しい目標ができ、誰も予想していなかった方向へ話が進みます。
  4. 上向きの力が働きはじめ、その力が興奮の渦をもたらし、新しい文化が生まれます。
  5. 興奮の渦の中にいた全員が互いの人間性を知り、新しい考え方、創造的で斬新な選択肢や機会を発見して大きな力を得ます。

その結果、組織にシナジー効果が発生し、更なる成長に繋がる変化を起こすことができます。

【1+1=2以上となるような変化をしたい】の解決のための具体的な行動は【意見が異なる人の前で、勇気を出して、自分の考え、気持ち、体験を話してみる】である

では、本章を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?それは、【意見が異なる人の前で、自分の考え、気持ち、体験を話してみる】です。敵対心を向けられるような状況にあっても、自身の内面にしっかりシナジーを創り出せば、他者が発するネガティブなエネルギーに晒されても身をかわして避けることができます。その代わり、相手の良い面を探し出し、そこから学んで視野を広げることができます。そして、勇気を出して、自分の考え、気持ち、体験を話してみてください。その結果、相手もあなたに触発されて心を開くでしょう。そのとき、留意すべきは、相手があなたの意見に反対しても、迎合するのではなく相手の意見を認め理解しようとすることが大切です。

最後に本書のリンクを再掲載しますので、購入して実践してみてください。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、第7の習慣「刃を研ぐ」を解説します。
本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。

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