皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週1回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。
今回は、「7つの習慣 人格主義の回復」のご紹介の第九回目です。前回は第6の習慣「シナジーを創り出す」を解説し、1+1=2以上となるような変化をする方法をご紹介しました。今回はいよいよ7つの習慣最後となる第7の習慣「刃を研ぐ」を解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
- どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
- どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
- 問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【生涯にわたって成長し続けたい】でお困りの方へおすすめの本【7つの習慣 人格主義の回復】
【生涯にわたって成長し続けたい】でお困りの方へおすすめの本は、【7つの習慣 人格主義の回復】です。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【生涯にわたって成長し続けたい】を解決できる理由は【学び、決意し、実行することを繰り返す成長の螺旋を提案する】から
【7つの習慣 人格主義の回復】で、【生涯にわたって成長し続けたい】を解決できる理由は【学び、決意し、実行することを繰り返す成長の螺旋を提案する】からです。
著者であるフランクリンコビー氏は、本章の冒頭で、森の中で5時間必死に木を切り倒そうとする木こりのエピソードを紹介します。その木こりに対して「少し休んでノコギリの刃を研ぐともっと効率的に作業できる」と助言すると、木こりは「切るのに忙しくて刃を研ぐ時間はない」と応えます。このエピソードを通じて、本書では第7の習慣を実践することで、成果(P)=「木を切り倒すこと」にフォーカスするのではなく、成果を生み出す能力(PC)=「ノコギリの刃を研ぐこと」を高める重要性を強調します。本書では、成果を生み出す能力(PC)を高めることを「再新再生」と定義します。
再新再生4つの側面
では、成果を生み出す能力(PC)を高めるとは、どうゆうことを意味するのでしょうか?その答えは、あなたという人間を構成する4つの側面の能力を持続的に高める(本書では再新再生させる)ことです。具体的には、人間を構成する4つの側面は以下です。
- 肉体的側面:運動、栄養、ストレス管理
- 精神的側面:価値観の明確化と決意、学習、瞑想
- 知的側面:読書、視覚化、計画立案、執筆
- 社会/情緒的側面:奉仕、共感、シナジー、内面の安定
本書では、人間を構成する4つの側面のバランスを意識しながら磨いていくことが重要であるとします。そのために、当初は4つの側面すべてに意識を払いつつ主体的に活動し、やがて習慣化して意識せずともできるようになるまで継続することが必要であるとします。
そして、この活動は最大の自己投資となります。なぜなら、人生の問題に立ち向かうときや誰かに貢献するときに使える道具は自分自身しかないからです。以下で、各側面を維持し高めるのはどうしたらよいか?について、順番に解説します。
肉体的側面を高める方法
第一に、肉体的側面を高める方法を解説します。肉体的側面を高めることは、自分の肉体に気を配り、大切にすることです。具体的には、身体によいものを食べ、十分な休養をとってリラックスし、定期的に運動することです。ただし、運動は緊急ではないが重要なこと(第II領域の活動)なので、継続するためには主体的に行動する必要があります。本書では運動に関しては、一日おきに30分程度身体を動かすとよいとしています。そして、運動の内容は、自宅でできて、持久力、柔軟性、筋力の3つを伸ばせるプログラムがよいとアドバイスします。
持久力をつけるには、心臓血管の機能を高める有酸素運動がよいです。具体的には、早起きして、早歩き、ジョギング、サイクリングなどをするのがよいでしょう。その際の運動強度は、一分当たりの最大心拍数の60%となる程度が理想的です。最大心拍数とは、220から年齢を引いた値となります。例えば、40歳の人であれば、最大心拍数は220-40で180となります。したがって、理想的な運動は、一分当たりの心拍数が180×60%=108となるようなエクササイズです。
柔軟性をつけるには、ストレッチが最適です。運動前後にストレッチをすると効果的です。
筋力をつけるには、腕立て伏せなどの筋肉に負荷をかける運動がよいです。ただし、デスクワークが主体ならばそれほど強い筋力はいらないので、有酸素運動やストレッチのついでに筋肉に負荷をかける程度でいいです。
運動をすることで得られる最大のメリットは、健康を大切にする価値観に基づいた行動をするので、自分に自信がつき、自分に対する評価や自尊心を得て誠実さを得られることです。
精神的側面を高める方法
第二に、精神的側面を高める方法を解説します。精神的側面を高めることは、あなたの中心となる価値観を見つめることです。その方法は、人それぞれ異なります。例えば、瞑想して自分の内面と対話をすることや、偉大な文学や音楽に没入すること、偉大な自然の中に身を置くことなどです。そして、本書ではこのような精神的側面を高める時間を一日1時間とることを勧めます。例えば、一日一回、自分の価値観や人生の目的をミッションステートメントとして確認することで、その日行うことを頭の中で予行演習できるので、一日を活力を持って効果的に過ごすことができます。
知的側面を高める方法
第三に、知的側面を高める方法を解説します。知的側面を高めることは、自分の考えを分かりやすく簡潔な言葉で表現する能力を伸ばすことです。本書では、その方法として読書と文章を書くこと、計画を立てることを勧めます。
読書を通じて、自分の専門外の分野を探求し、知識を広げることで、分析的に考える力を養うことができます。まずは、一カ月に一冊からはじめて、二週間に一冊、一週間に一冊というようにペースを上げていくとよいうでしょう。
また、文章を書くことも効果的です。例えば、考えたことや体験したこと、ひらめき、学んだことを日記につけることは、明確に考え、論理的に説明し、効果的に理解できる能力を伸ばします。
さらに、計画を立てることも有効です。計画を立てて、その終わりに至るまでのプロセスを頭のなかで組み立てることは、終わりを思い描く能力を伸ばします。
このように、知性を磨くことで、自分の頭の中のプログラムを客観的に見つめ、より大局的な問題や目的を考えられるようになるでしょう。
社会・情緒的側面を高める方法
第四に、社会・情緒的側面を高める方法を解説します。私たちの情緒は、主に人との関係によって表にでてくるので、社会的側面と情緒的側面は深く結びついています。そして、この側面は第4の習慣(人間関係におけるリーダーシップ)、第5の習慣(共感による相互理解)、第6の習慣(創造的協力)に関係しています。
だから、社会的側面を高めることは、第4~第6の側面を実践するなかで実現できます。
例えば、あなたと物の見方が異なる相手とコミュニケーションをとるとします。そこで、第4の習慣を実践して、「あなたと私でよく話し合いお互いに満足できる道を探しましょう」と提案します。次に第5の習慣を実践して、「最初にあなたの考えを聞かせてください」と提案し、共感しながら相手の考えを隅々まで理解するつもりで聞きます。そして、自分の考えを述べます。最後に、第6の習慣を実践し、認めあった意見の違いを踏まえたうえで、当初の案よりも優れた第3の案を見つけるために協力しあうことができます。
では、情緒的側面を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?それは、心の安定を保つことから実現できます。心の安定は自分自身の内側から生まれます。そして、心の奥深くにある価値観に誠実に生きることで自尊心が生まれます。
例えば、本書では、情緒的側面を高める方法として、人に奉仕し人の役にたつことを提案しています。理由は、創造力を発揮して仕事に取組み世の中に貢献していると実感すると心の安定を得られるからです。
4つの側面のバランスをとりシナジーを創りだす
ここまで、人間を構成する4つの側面の能力を持続的に高める方法をそれぞれ解説しました。では、4つの側面を同時に伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか?その答えは、肉体、精神、知性、社会・情緒の4つの側面のバランスを考えて伸ばすことです。どれか一つでもおろそかにしたら、ほかの三つの側面に悪影響が及びます。さらに、4つの側面のバランスのとれた伸長プロセスそのものがシナジーを創りだします。
肉体的側面を伸長させるプロセスは、あなたの自信を強くし、自覚と意思、主体性を向上させます。周囲の環境から影響を受けるのではなく、自分から働きかけること、どんな刺激に対しても反応を自分で選択することで主体的に行動できるようになります。
精神的側面を伸長させるプロセスは、あなたのパーソナルリーダーシップを育てます。記憶だけに頼らず想像力を働かせ、良心に従って生きる能力が向上します。自分の内面にある価値観を深く理解しミッションに一致した生き方ができるようになります。
知的側面を伸長させるプロセスは、あなたのパーソナルマネジメント能力を高めます。一週間の予定を立てることで、優先すべき目標、自分の時間と労力を投じるべき活動をはっきりとさせ、優先順位に従い活動を実行できるようになります。その悔過、継続的に自己研鑽をすることで、知識が豊かになり選択肢が広がります。
社会的・情緒的側面を伸長させるプロセスは、あなたの内面を安定させます。すると、自分の影響の輪に力を注ぐことでができ、豊かさマインドの考え方を通じて他者を見られるようになります。自分と他者の違いを尊重し、他者の成功を心から喜べるようになります。そして他者とシナジーを創りだし、Win-Winの解決策を見つける努力ができるようになります。
成長の螺旋
4つの側面でバランスをとりシナジーを創り出すことが有効だとして、この伸長プロセスは長期的にはどのように進めるのがよいのでしょうか?その答えは、成長と変化を繰り返しながら、螺旋階段を登るようにして自分自身を継続的に高めていくことです。
上向きの螺旋を登るように成長していくには、良心を鍛えて、良心に従い伸長のプロセスを一歩ずつ進む努力をする必要があります。そして、さらにこの成長を進展させるためには、より高い次元で学び、決意し、実行することが求められます。さらに、学び、決意し、実行する、学び、決意し、実行することを繰り返していくことが重要です。
【生涯にわたって成長し続けたい】の解決のための具体的な行動は【次の1週間のスケジュールに、運動、瞑想、家族の予定を組み込み実行する】である
では、本章を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?それは、【次の1週間のスケジュールに、運動、瞑想、家族の予定を組み込む実行する】です。ストレッチなど健康を維持する運動は肉体的側面を伸ばすことになります。瞑想など内面を確認する活動は精神的側面を伸ばすことにつながります。予定を立てることは知的側面を伸ばすことにつながります。家族など自分の大切な人との関係を改善する活動は、社会的・情緒的側面を伸ばすことにつながります。最後に本書のリンクを再掲載しますので、購入して実践してみてください。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。次回は、7つの習慣を総括して解説します。
本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。


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