皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、未来のトレンドを予測する上で役立つニュースをご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、「私が未来に繋がる!面白い!」と感じるニュース記事を10本程度ピックアップし、簡単に解説します。解説は、どんなトレンドが予想できるか?それに対し我々はどう対応すべきかを中心に私の意見としてご紹介します。それでは、本題に入りましょう。
人工光合成、産業用実用化に道…名大が成功したこと

この記事から、人工光合成のトレンドが予測できます。記事によると、人工光合成触媒で医薬品原料を合成することに成功したようです。具体的には、水分子を酸化してラジカルを生成するもの光触媒と同時に発生するプロトンを水素分子に変換する光触媒を組み合わせて、有機溶媒とスチレン誘導体を反応させ、スチレン誘導体には水酸基と有機溶媒由来の官能基が導入されるようです。その結果、花粉症薬や高脂血症治療薬となる化合物25種類を合成しました。将来的には、光エネルギーと水を用いたクリーンな化学工場が実現するかもしれません。
mRNAワクチン、膵臓がん治験で有望な結果を示す

この記事から、核酸創薬の革新トレンドが予測できます。記事によると、5年生存率がおよそ13%と極めて低いすい臓がんに対するmRNAワクチンが手術後の再発リスクを低減する長期的な免疫反応を誘導することに成功したようです。具体的には、腫瘍に特有のタンパク質(ネオアンチゲン)を発現するようなmRNAワクチンをすい臓がん患者に投与し、免疫チェックポイント阻害薬という免疫療法と組み合わせることで、腫瘍に存在するタンパク質に対する免疫反応が誘導され、ワクチン接種から数年が経過してもその効果が続く可能性があるようです。mRNAワクチンが革新的である理由は、RNA分子上の遺伝子配列は自由に有機合成できるので、理論上すべての患者特有のすべてのがんに対するワクチンを製造し提供できることです。今後は、がんになったらmRNAワクチンを薬として処方としてもらい治療する時代がくるかもしれません。
がんはなぜ転移するのか…根源的な問いに迫る研究成果、京大などが突き止めたこと

この記事から、がん治療におけるトレンドが予測できます。記事によると、がん細は、有害な活性酸素種から逃れるために転移することが判明したようです。日本人の死因の第1位はがんであり、しかも死亡する原因の大半は、転移したがんの影響だとされています。この研究成果を応用して、活性酸素種を標的にした転移を抑えるがん治療薬の開発につながることが期待されます。具体的には、がん細胞外の活性酸素種を選択的に消去するような抗酸化剤を投与することによって、転移を抑制する可能性が出てきました。将来的には、がんに罹患しても薬で転移を抑えることができるような時代になるかもしれません。
遺伝性難聴のゲノム編集技術開発 最多タイプを修正、治験目指す―順天堂大

この記事から、遺伝子治療のトレンドが予測できます。記事によると、遺伝性難聴の原因遺伝子を最新のゲノム編集で修正し、機能を回復させる技術を開発したようです。具体的には、修正用の遺伝子セットをウイルスで内耳に送り込む技術を開発し、ゲノム編集技術と組み合わせた結果、ヒトの培養細胞や生きたマウスで、遺伝性難聴の原因遺伝子であるGJB2の変異を効率良く修正することでできたようです。ゲノム編集技術の革新的な点は原因遺伝子に直接アプローチするので、理論上遺伝子が関連するすべての病気に対する根本治療が可能である点です。今後の応用例に期待しましょう。
認知症リスクを20年先まで予測 カギは血液中のタンパク質25種類 名古屋大などの共同研究

この記事から、認知症などの生活習慣病の発症リスクの診断手法のトレンドが予測できます。記事によると、認知症を発症するリスクを20年先まで予測する検査法を開発したようです。具体的には、人工的に作った核酸分子(アプタマー)を、狙ったタンパク質に結合させて調べる方法を用いて、血液中にある認知症に関連する25種類のタンパク質のうち、多いと発症リスクが高くなるものや、逆に低いと発症リスクが高まるものの量を計測することで発症リスクを推測します。従来、遺伝子型を検査してリスクを知る方法もありますが、認知症など生活習慣や環境の影響も大きい病気の場合は、一生変わらない遺伝子型の検査だけでは限界があるといわれておりました。しかし、遺伝子から発現したタンパク質を検出すれば、より確実に病気の発症状態を検出することができます。すでに一般向けの検査がリリースされております。将来的には、定期健康診断で認知症発症リスクが検査項目になるかもしれません。
以上です。全体として、認知症やがんの診断・治療、遺伝子治療、人工光合成というトレンドでした。技術進化で様々な課題が解決されつつあります。皆さま、トレンドを捉えてしっかり対応していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、次回、皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
よろしくお願いします。


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