未来に繋がるニュースのご紹介-2024/11/19

ニュース

皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。

本ブログでは、未来のトレンドを予測する上で役立つニュースをご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、「私が未来に繋がる!面白い!」と感じるニュース記事を10本程度ピックアップし、簡単に解説します。解説は、どんなトレンドが予想できるか?それに対し我々はどう対応すべきかを中心に私の意見としてご紹介します。それでは、本題に入りましょう。

アステラスのAI創薬は人とロボットとの連携で花開く、7カ月で新薬を創出

アステラスのAI創薬は人とロボットとの連携で花開く、7カ月で新薬を創出
アステラス製薬 専務担当役員 研究担当 CScOの志鷹義嗣氏は、2019年から進めてきたAI創薬の取り組みについての合同取材に応じた。AI創薬の大きな成果として、STING阻害剤として有効な「ASP5502」を創出するとともに、その最適化研...

この記事から、AI創薬のトレンドが予測できます。創薬には、膨大な時間と莫大な費用をかけた宝探しのような側面があります。具体的には、特定の病気に対して効果のありそうな化合物のライブラリーを作り総当たりで相互作用を調べます。記事によると、「医薬品の特性予測やデザインにAIを活用して、研究者が人手で行うよりもはるかに多くの医薬品候補を導き出して提案できる。研究者は、これらの提案の中から、AIの解析結果と自身の経験と知見を組み合わせて総合的に判断して、有力な医薬品候補を絞り込む。」ようにした結果、研究の期間を従来比で3分の1以下とできたようです。したがって我々としては、国産の医薬品が増えることを期待すると良いでしょう。

この世に“存在しない”DNA配列をAIが創造。生成した人工DNA配列をマウスや魚に組み込む(生成AIクローズアップ) 

この世に“存在しない”DNA配列をAIが創造。生成した人工DNA配列をマウスや魚に組み込む(生成AIクローズアップ)  | テクノエッジ TechnoEdge
今回は、自然界に存在しないDNA配列を生成できるAIシステムを提案した論文「Machine-guided design of cell-type-targeting cis-regulatory elements」に注目します。

この記事から、AIを用いた遺伝子工学のトレンドが予測できます。これまでのDNA塩基配列のデザインはウェットラボで実際に研究者がトライアンドエラーを繰り返して開発してきました。しかし、記事によるとAI上で目的とする細胞でのみ遺伝子を発現させる人工DNA配列を、効率的に設計することができるようになったようです。遺伝子治療で使用する核酸分子を用いた創薬において画期的なツールとなるでしょう。したがって我々としては、今後のさらなる発展を期待すると良いでしょう。

体温付近で接着力が1000倍変わる意外なゲルを開発、東北大 海のイガイから着想

体温付近で接着力が1000倍変わる意外なゲルを開発、東北大 海のイガイから着想 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
体温付近の約35度を超えると強く接着し、下回ると接着力が1000倍落ちてはがれやすくなる「ハイドロゲル接着剤」を、東北大学のチームが開発した。海の潮の満ち引きがある場所で岩や人工物に強力にくっつく

この記事から、生体適合性材料開発のトレンドが予測できます。医療機器の分野でクラス分類が高く体内に設置する侵襲性の高い機器を開発する場合、生体適合性が問題となります。例えば、生体適合性を持つプラスティックとしてポリ乳酸のようなものが開発されてきました。記事によると、海にいるムラサキイガイが岩に接着する機構から、「体温付近の約35度を超えると強く接着し、下回ると接着力が1000倍落ちてはがれやすくなるハイドロゲル接着剤」を発見したようです。この特性から医療用途への応用が期待できるでしょう。

iPS細胞から作製した角膜シートの安全・有効性を確認、阪大チーム…年度内に治験開始へ

iPS細胞から作製した角膜シートの安全・有効性を確認、阪大チーム…年度内に治験開始へ
【読売新聞】 大阪大のチームは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した角膜細胞のシートを重い目の病気の患者4人に移植した臨床研究について、全員の安全性が確認され、視力が回復したとする成果をまとめた。論文が国際医学誌「ランセット」

この記事から、再生医療等製品の臨床適応増加のトレンドが予測できます。動物細胞を培養してもシート状の組織化しかできず三次元造形が難しいという技術的な課題があります。その結果、動物細胞を用いた再生医療等製品では、心筋シートをはじめとする「シート形状の製品」が現実的な妥当解です。記事によると、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した角膜細胞のシートを重い目の病気の患者4人に移植した臨床研究について、全員の安全性が確認され、視力が回復した」ようです。角膜は一度損傷すると回復が難しいとされていますので、目の病気に悩む人にとって希望の光となるでしょう。したがって我々としては、上市に期待すると良いでしょう。

室温でも動作、理研らが汎用計算可能な「光量子コンピューター」を開発成功

室温でも動作、理研らが汎用計算可能な「光量子コンピューター」を開発成功
汎用計算が可能な「光方式」による新型量子コンピューターの開発成功が、世界に先駆けて日本の研究チームから発表された。

この記事から、量子コンピューターの開発トレンドが予測できます。最近人工知能(AI)の登場で高速かつ大量に計算可能な次世代コンピューターの需要が高まっています。そして今次世代コンピューターとして期待されているのが量子コンピューターです。量子コンピューターには、超伝導、中性原子、イオン、シリコンなど、多様な実現方法がありますが、極低温環境な環境が必要であるという技術的な課題がありました。記事によると、光方式の量子コンピューターを開発することでほぼ室温で動作することが可能になったようです。また、技術的には光通信で培った技術を活用できるので世界に対し多くのアドバンテージが期待できるようです。したがって我々としては、応用事例に期待すると良いでしょう。

以上です。全体として今後AI×バイオという未来につながるかもしれません。皆さま、トレンドを捉えてしっかり対応していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。また、次回、皆さまに役立つ情報を発信してまいります。よろしくお願いします。

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