皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。今回から8回にわけて、中小企業診断士の最初の関門である一次試験に合格するための情報をご紹介します。今回は、初回として中小企業診断士試験の学習準備とについてご紹介します。
なお、試験制度についての詳細な説明は割愛します。詳しくは以下をご確認ください。
あなたの人生の目的と将来のあるべき姿を描く
中小企業診断士試験の学習をはじめるうえで、一番最初にやるべきことは、あなたの人生の目的と将来のあるべき姿を思い描くことです。というのも、中小企業診断士試験は非常に難易度が高いため、総学習時間は1500時間以上といわれます。そのため、中小企業診断士の学習を開始すると、少なくとも2-3年間、場合によっては5年以上自分の人生を犠牲にすることになります。あなたにとって、中小企業診断士が「それだけの時間を投下する価値はあるのかどうか?」を冷静に判断する必要があります。中小企業診断士は単なる資格であり、それ以上でもそれ以下でもありません。また、他の士業と異なり、独占業務もありませんし、得られるのは経営コンサルティングに関する知見しかありません。だから、あなたが自身の人生における目的を成し遂げて将来あるべき姿を実現する上で、中小企業診断士を取得することが本当に必要かどうかをしっかりと考えてください。
因みに、ご参考までに当時の私の中小企業診断士取得の目的及び将来あるべき姿を例示します。
目的:「会社ってなんだろう?経営ってなんだろう?働くってなんだろう?という疑問に決着をつけたい」
将来あるべき姿:「5年以内に中小企業診断士として仕事をする」
詳しくは、プロフィールをご確認ください。
現在の学習リソースを確認し学習目標を設定する
あなたの人生の目的を成し遂げて将来あるべき姿を実現する上で、中小企業診断士が必要であると判断し、中小企業診断士取得を決断したら、次にやるべき事は、現在の学習リソースを確認し、目標を設定することです。以下の順番ですすめてください。
- ご自身の日々の生活行動を平日と休日に分けて分析してください。
- そのなかで学習に割くことができる時間を平日、休日に分けて確認してください。仮にここでは、平日は往復通勤時間+昼休み+帰宅後の合計で1日あたり1.5時間、休日は5時間とすれば、年間使える学習リソースは、17.5時間/週=70時間/月=875時間/年となります。
- 中小企業診断士取得に必要な総学習時間を1,500時間と想定すると、中小企業診断士取得に必要な学習期間は、1.7年間つまり約1年8カ月となります。
- 中小企業診断士二次試験は毎年10月が試験日なので、そこから逆算して、学習開始時期は受験する前年の3月となります。
- つまり、学習目標として「今年3月から学習を開始し、2年以内に中小企業診断士を取得する」となります
学習手段を選ぶ
学習目標を設定したら、次に目標実現のための行動計画を立案します。そのためにまず中小企業診断士の学習手段を選びます。主な学習手段は以下です。
中小企業診断士学習手段比較表
4つの学習手段を特徴、コスト、合格までにかかる時間、合格ノウハウ、自由度の4点で比較します。
| 学習手段 | 特徴 | コスト | 合格までにかかる時間 | ノウハウ | 自由度 |
| 独学 | 市販問題集購入し、自己学習 | 安い | 長い | 不足 | 高い |
| 受験予備校(通学) | TACやLEC等の受験予備校へ通う | 高い | 短い | 豊富 | 低い |
| 受験予備校(通信) | TACやLEC等の通信教材で学習 | 高い | 自分次第 | 通学よりは少ない | 高い |
| 勉強会 | 受験生有志で組織された独自組織 | 安い | 自分次第 | 豊富 | 低い |
ご自身のライフスタイルに合わせて最適な手段を選択してください。なお、お金と時間が許すならば、学習手段として受験予備校を選ぶことをおすすめします。
行動計画を立てる方法
学習手段を決めたら、次に行動計画を立案します。なお、受験予備校や勉強会を選んだ場合、カリキュラムがそのまま行動計画となります。一方、独学を選んだ場合は、独自に学習計画を立案する必要があります。ここでは、ご参考までに一次試験にフォーカスして、独学を選ぶ方のために独自に学習計画を立てる方法をご紹介します。
- スプレッドシートか表計算ソフトで新規シートを作成します。
- 中小企業診断士一次試験の学習で使用するメインのテキスト、問題集を決めます。例えば、中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキスト・問題集をおすすめします。
- 1で購入した出版社のサイトを見て、中小企業診断士のための模擬試験をやっていれば、その日程を調べます。
- 一番左の列に学習開始日から次の中小企業診断士一次試験の日までの日付を入れます
- 隣の列に、2で調べた模擬試験の日程を入力します。多くの場合、一次試験日の1-2カ月前の6-7月に実施されることが多いです。ここが暫定的な学習完了予定日となります。
- 模擬試験から中小企業診断士一次試験日まで欄に、「過去問演習期」と入力します
- 学習開始日から直近の土日を選び、「昨年度過去問演習」と入力します。この日に、実際の試験時間と同じ時間帯で前回の中小企業診断士一次試験を実際に解いて自己採点をしてください。
- 自己採点で40点以下の科目は、最優先で学習すべき科目となります。市販のテキストで学習を開始する前提知識がないため、別途基礎的な対策をする必要があります。例えば、財務会計の学習を開始する前に、別途関連資格として、簿記検定3級の取得を検討します。
- 自己採点で40-60点の科目は、次に優先すべき科目となります。1で購入したテキストを読んで問題演習をして対策してください。
- 自己採点で60点以上の科目は、現時点でも合格可能性がありますので、優先順位は低いです。過去問演習だけで問題ないでしょう。
- 8ー10の結果をもとに、科目ごとの学習計画を立案し、1のシートに反映させます。
- 以上で学習計画が完成しました。
なお、これはあくまで一例です。ご自身のご事情に従い、カスタマイズしてください。また、科目ごとの特性(暗記型、計算型)で最適な学習方法も変わります。各科目の最適な学習方法については、次回以降に解説します。
いかがでしたか?今回は、中小企業診断士一次試験の学習準備についてご紹介しました。次回は「経済学・経済政策」の学習方法についてご紹介します。中小企業診断士試験合格目指して一緒に頑張ってまいりましょう。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログでは、今後も中小企業診断士についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。


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