皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週1回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。
今回は、「7つの習慣 人格主義の回復」のご紹介の第五回目です。前回は「第3の習慣 最優先事項を優先する」を解説し、長期的に行動がブレないタイムマネジメント方法を身に着ける方法をご紹介しました。今回は第4の習慣「Win-Winを考える」の前段階として第3部「公的成功」を解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
- どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
- どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
- 問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【上辺でなく深い人間関係を築きたい】でお困りの方へおすすめの本【7つの習慣 人格主義の回復】
【上辺でなく深い人間関係を築きたい】でお困りの方へおすすめの本は、【7つの習慣 人格主義の回復】です。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【上辺でなく深い人間関係を築きたい】を解決できる理由は【信頼口座の残高を増やす行動を提案している】から
【7つの習慣 人格主義の回復】で、【上辺でなく深い人間関係を築きたい】を解決できる理由は【信頼口座の残高を増やす行動を提案している】からです。
著者であるフランクリンコビー氏は、本章の冒頭で、上辺のスキルやテクニックだけで人間関係を築くことに警鐘を鳴らします。確かに、環境や条件がよければ、ある程度の期間は上辺のスキルだけで人間関係の構築がうまくいくかもしれません。しかし、言葉や行動があなたの内面からではなく表面上のテクニックから生まれる場合、相手はすぐにその二面性を感じとります。また、人間関係の問題が生じると、急性の痛みのように感じて、応急処置として人間関係のテクニックを絆創膏のように貼り付けた場合、人間関係の問題の痛みが慢性化した結果、その痛みに慣れてしまいます。だから、本書では人間関係を深める「相互依存」の習慣に取り組む前提として、第1の習慣から第3の習慣を実践し、「自立」の土台を作ることを強調します。具体的には、影響の輪を揺るぎないものにし、自分の人格を磨きます。さらに自立するにつれて、主体的になり、原則を中心に置き、自分の価値観に従って行動し、人生の最優先事項を誠実に計画し実行できます。つまり、自立してはじめて、相互依存の人間関係を選択し、豊かで実り多い永続的な人間関係を築くことができます。
信頼口座とは?
では、「自立」の土台を築いたあと、人間関係を深める第4の習慣以降に取り組むにはどうしたらいいのでしょうか?本書では、その説明のために「信頼口座」の概念を説明します。
「信頼口座」とは、人と人の関係で生まれる信頼を蓄えておく銀行口座のようなもので、人間関係の安心感につながるものです。
例えば、あなたがAさんに対して、礼儀正しく親切に対応し約束を守れば、信頼の残高が増えます。Aさんに対する信頼の残高が多ければ、あなたがAさんに関して何かを失敗しても、信頼残高を引き出して補うことができます。一方、あなたがAさんに対して、無礼で見下したり約束を破れば、信頼の残高が減ります。そして、Aさんに対する残高がゼロになれば、Aさんとの関係は融通が効かなくなり緊張の連続で、最終的には敵意と自己防衛に満ちた結果、「対立」か「逃走」しか選択肢がなくなります。
信頼口座の残高を増やす6つの預け入れ
深い人間関係を築く上で信頼口座の残高が重要であるとして、信頼残高を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?本書では、信頼口座の残高を増やす6つの預入について紹介しています。具体的には、6つの預入は以下です。
- 相手を理解する:相手を本当に理解する事は最重要な預入で他の預入の鍵となる。留意すべきは、あなたにとっては預入でも相手にとっては預入にならない場合があることである。
- 小さな事を気遣う:人間関係では小さな親切や気配りが大きな意味を持つ。一方、配慮不足や礼儀を欠くと大きな引き出しとなる。
- 約束を守る:約束を守れば大きな預入となるが破れば大きな引出となる。だから、守れない約束はしない、約束を守れない時は、撤回させて欲しいと頼むことが大切である。
- 期待を明確にする:期待を明確にした上で期待に応えれば大きな預入となるが、期待が不明確だと誤解から相手を失望させる結果、大きな引出となる。
- 誠実さを示す:誠実は信頼の預入の基礎である。すなわち、約束を守り期待に応えても心に二面性があれば、信頼残高は増えない。
- (信頼を)引き出したら心から謝る:誠心誠意の謝罪は大きな預入になる。しかし同じ誤ちを繰り返して謝罪したら預入にはならない。
愛の法則=無条件の愛と条件付きの愛の違い
本書では、信頼口座の残高を増やす預入の究極の形として無条件の愛について説明します。無条件の愛とは以下4点の特徴を持ちます。
- 何の見返りも求めず本心から愛するので、相手は安心感を得て心が安定する
- 自分自身の本質的な価値、アイデンティティ、誠実さが認められたと感じる
- 自然な成長が促され、潜在する自分の可能性を発見し、それを発揮できる
- 相手の言動に反応するのではなく、内面から湧く意欲に従い行動する自由を与える
一方で、信頼口座の残高を減らす引出の形として、条件付きの愛について説明します。条件付きの愛は以下のような特徴を持ちます。
- 人生の法則(協力・自制・貢献・誠実)に反して生きることを相手に勧めることになる
- 相手は反応的・防衛的な立場に追い込まれた結果、常に自分の価値を証明する義務を感じる
- 自立ではなく他人に依存した生き方になる
- 内面の価値より人の話に主体を置き自己の権利を守ることだけを考えるようになる
これらの違いをベースにして、本書では、人と人が信頼関係を築き結束するためには、無条件の愛を実践する人格の強さと勇気が重要であるとします。
【上辺でなく深い人間関係を築きたい】解決のため具体的な行動は【人間関係の問題が発生したら、信頼口座の残高を増やす機会だと捉える】である
では、本章を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?
それは、【人間関係の問題が発生したら、信頼口座の残高を増やす機会だと捉える】です。例えば、子供が問題を抱えているとき、重荷や面倒だと思うのではなく、親子の絆を深める機会ととらえ、子供を1人の人間として尊重し真剣に対話をして下さい。
最後に本書のリンクを再掲載しますので、購入して実践してみてください。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、第4の習慣「Win-Winを考える」を解説します。
本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。

