皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。今回から2回に分けて、「LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-」をご紹介します。
今回は、第1回として、人生100年時代に予想される産業や雇用の変化とそこで重要となる無形資産について解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
- どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
- どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
- 問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
- 【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】でお困りの方へおすすめの本【LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-】
- 本書で【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】を解決できる理由は【100年生きることで生まれる時間を活用して、無形資産を充実させる提案をする】から
- 長い生涯-長寿という贈り物-の解説
- 過去の資金計画-教育・仕事・引退モデルの崩壊-
- 雇用の未来-機械化・AI後の働き方-の解説
- 見えない資産-お金に換算できないもの-の解説
- 【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】解決のため具体的な行動は【定期的に運動し、家族に感謝しながら、新たなネットワークに参加し、そのコミュニティの活動に協力する】
【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】でお困りの方へおすすめの本【LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-】
【人生100年間時代でお金より大切なものを知りたい】でお困りの方へおすすめの本は、【LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-】です。
LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-
以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】を解決できる理由は【100年生きることで生まれる時間を活用して、無形資産を充実させる提案をする】から
【LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-】で、【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】を解決できる理由は【100年生きることで生まれる時間を活用して、お金、時間、人間関係を充実させる提案をする】からです。
著者であるリンダ・グラットン氏は、本書の冒頭「日本語版への序文」で、日本は世界一平均寿命が長い幸せな国であるとします。著書によると、世界中で共通して長寿化が進行することから、日本が課題先進国として世界中から注目されているようです。そして、年功序列・終身雇用、教育→仕事→引退の生き方、男が働き、女性が専業主婦になることなどの過去のモデルが役に立たなくなっている現状を説明します。そして今後は、生涯を通じて変身を続けること、人生において教育→仕事→引退の移行を数多く経験すること、パートナー双方が職を持つことになるだろうといいます。その結果、日本における年金、人口減の問題が和らぐと提言します。
長い生涯-長寿という贈り物-の解説
まず、本書では、多くの先進国で2007年に生まれた子供の平均寿命が100歳を超えるという衝撃的な結果を紹介します。平均寿命は、過去200年間において10年あたり2-3年ずつ上昇してきました。このように平均寿命が伸びた要因は、健康、栄養、医療、教育、テクノロジー、衛生、所得等における状況の改善が関係しています。その結果、感染症が抑え込まれ子供の死亡率の低下、健康に関する啓蒙活動で中高年における慢性疾患の減少などが進みました。さらにテクノロジーの進展が進んだ結果、老化における最大のリスクである認知症の対策が進む中、不健康期間が短くなり、健康に老いることが当たり前になりつつあるとしています。
過去の資金計画-教育・仕事・引退モデルの崩壊-
本書では、次に長寿化において最初に問題になるお金を取り扱います。具体的には「老後資金を如何にして確保するか?」について説明します。
その説明のために本書では以下のモデルを仮定します。
第一に、登場人物は3人です。
- ジャック:1975年生まれ
- ジミー:1971年生まれ
- ジェーン:1998年生まれ
第二に、計算の前提事項は以下4点です。
- 老後の生活資金:最終所得の50%
- 長期の投資収益率:年平均3%
- 所得上昇のペース:年平均4%
- 引退希望年齢:65歳
その結果、3人の老後の資金状況は以下のようになります。
| 登場人物 | 生存期間 | 勤労期間 | 引退期間 | 貯蓄率※ |
| ジャック | 1945-2015年 | 42年 | 8年 | 4.3% |
| ジミー | 1971-2056年 | 44年 | 20年 | 17.2% |
| ジェーン | 1998-2008年 | 44年 | 35年 | 25.0% |
ジャックが生きた時代は、お金の面では非常に良好で、毎年4.3%貯蓄(年収500万円(手取月給31万円)なら毎月1.8万円貯蓄)をすれば、老後資金を確保できました。つまり、3ステージの人生がうまく機能しました。
ジミーが生きた時代は、お金の面では懸念が生まれ、毎年17.2%貯蓄(年収500万円(手取月給31万円)なら毎月7.2万円貯蓄)をしてはじめて老後資金を確保できました。つまり、3ステージの人生が軋みました。
ジェーンが生きた時代は、お金の面ではリスクが顕在化し、毎年25.0%貯蓄(年収500万円(手取月給31万円)なら毎月11万円貯蓄)をしてはじめて老後資金を確保できました。つまり、3ステージの人生が壊れました。
以上の分析から、今や3ステージの生き方の耐用年数がすでに切れていることは明らかです。この状況を解決する最も単純な方法は、長く働き引退期間を短くするか?、貧しく辛い長期の引退期間を受け入れるか?のどちらかです。しかし、その方法を選ぶと、活力や生産性など金銭以外の資産に悪影響が及びます。さらに、今後テクノロジーの進展の加速化が進み、一つの職業に長くとどまることはますます難しくなることから、長く働き引退期間を短くするという選択はできなくなるでしょう。
では、我々は今後のキャリアをどのように考えればよいのでしょうか?
雇用の未来-機械化・AI後の働き方-の解説
今後のキャリアを考える際に、働く期間が長くなればその途中で雇用環境は大きく変化をします。そのために本書では、今後100年の雇用環境の変化について説明をします。以下3点から説明をします。
- 将来興隆しそうな産業は何か?
- 今後台頭しつつあるスマートシティとは何か?
- テクノロジーの進展によって労働市場でどのような変化が予想されるか?
1について、本書では、歴史を通じて産業の興亡が常に起きてきたが、今後はこのような産業の新陳代謝が加速するとします。例えば、本書では、今後多くの雇用が生まれる産業として、長寿と生物工学に関する医学研究、医療と高齢者向けサービス、エネルギー生産と資源保存の分野、遺伝子工学と健康増進、水道事業、温室効果ガスの排出削減・回収・代替テクノロジーなどを挙げます。また、企業を取り巻くエコシステムも変化が予想されます。具体的には、大企業の周りに多くの中小企業や新興企業が集まる形態が増えます。さらに柔軟性が高まった結果、クラウドソーシングサイトで自分のスキルを売るギグ・エコノミーやUberやAirbnbなどのシェリング・エコノミーが増えて、企業ではなく個人が収入を得る機会が増えるでしょう。その結果、ワークとライフの境界がなくなるでしょう。
2について、今後は働く場所も変わるとします。具体的には、農村から都市への人口移動です。この理由は、質の高いアイデアと高度なスキルを持つ人のそばで働くことの重要性が高まるからです。具体的には、世界レベルの大学を中心として世界中から優秀な人材が集まり、様々な企業が引き寄せられ、高度な創造性を備えた集積地(スマートシティ)が掲載されます。また、スマートシティは柔軟な働き方の最前線となり、在宅勤務やバーチャル勤務が増加し、オフィスという概念がなくなるでしょう。
3について、本書ではテクノロジーが進展した結果、雇用空洞化が進むとします。具体的には、マニュアル化が可能な定型的な仕事においてロボットやAIに代替されていくことが予想されます。一方、このようなテクノロジーの進展は、新たな雇用を生むとします。例えば、新しい機械を導入すれば、それを製造し、操作し、整備するような補完的な雇用を創出します。以上のような労働市場の変化が予想される中、我々はどのようにして安定したキャリアを築けばいいのでしょうか?その応えは、人間にしかできないことに注力することです。具体的には、専門知識、機能的推論、コミュニケーションスキルが求められる複雑な問題解決にかかわる仕事、対人関係と状況適応能力が求められるような体を使う仕事です。
見えない資産-お金に換算できないもの-の解説
本書では、ここまでで寿命が伸びれば働く期間が長くなり貯蓄の重要性が高まるとともに、産業や雇用の在り方が大きく変わる未来を説明しました。しかし、人間の本質は仕事とお金だけではなく、それによって無形の資産を得ることです。では、無形の資産とは何でしょうか?本書では、本人の選択によって影響を及ぼせる要素に絞って、無形資産を、生産性資産、活力資産、変身資産の3つと定義します。3つの無形資産のついて、以下で順番に説明します。
生産性資産
生産性資産は、仕事の生産性を高め、所得とキャリアを向上させるのに役立つ資産のことで、以下3つの要素を含みます。
- スキルと知識:長年かけて身に着けたスキルと知識。機械学習とAIが進展するなかで価値を持つ知識は、新アイデアと創造性の育成、共感能力の発揮、思考の柔軟性と敏捷性です。一方、知識そのものではなくその知識を使ってどう経験したかという経験学習の価値が高まります。
- 仲間:人脈や人間関係のことで職業上の社会関係資本。他人の知識を取り込みイノベーションを促進できます。特に相互の信頼関係で結ばれた小規模のネットワークが重要です。これを築くには、時間をかけて他人と直接対話をして関係を深める必要があります。
- 評判:その人が高い能力や信頼性の持ち主だというシグナル。協力的な態度や信頼に足る行動を続けると評判が良くなる一方、利己的な行動や他人をだますと評判が悪くなります。評判は、コミュニティがその人に対して抱く判断・評価・認識の枠内で形成され、ソーシャルメディアの影響を強く受けます。
活力資産
活力資産は、私たちに幸福感と充実感を持たせ、やる気を掻き立て、前向きな気持ちにさせる資産のことで、以下3つの要素を含みます。
- 肉体的健康:適切な食生活を維持し、運動を習慣づけることで、肉体的な健康を維持するとともに、年齢を重ねても明晰で健康な脳を保つことができます。
- 精神的健康:ストレスの発端となる要因を管理することが重要です。家庭で-(疲労感と罪悪感)ではなく+(支えあいとくつろぎ)の体験をし、職場でー(苛立ちと退屈)でなく+(充実した活動、新たなスキル、興味深い人脈)を体験してください。このように職場と家庭で感情の伝播を意識してください。
- 心理的幸福感:前向きな親しい友人たちのネットワークのこと。私たちに支えと安らぎという自己再生をもたらしてくれます。強い絆を持つ人は、高齢になっても活力があり前向きな傾向が見られます。職業上の社会関係資本とは異なり、感情が詰まっており関係を維持することが非常に重要です。
変身資産
変身資産は、人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意志と能力のことで、以下3つの要素を含みます。
- 自分についての知識:他人に意見を求め内省することで自分についての知識を深め広げることができます。その結果一貫性をもった人生の物語を描くことができます。そのためには継続性(自分に変わらない要素は何か?)と因果関係(どの出来事が原因で変化が起きたのか?)の両方の要素が不可欠となります。
- 多様性に富んだネットワーク:新しい人的ネットワークに接し、新しい価値観等に触れることで変身への抵抗を乗り越える臨界点に到達します。そして、そのネットワーク内では強い絆より弱い絆がより効果的です。理由は、親しい友人同士は持つ情報が重複しており、親しくないほうがより新たな情報を提供する可能性が高いからです。
- 新しい経験に対して開かれた姿勢:古い常識等に疑問を持ち、過去に例のない新しい解決策を試す時の曖昧さを厭わない姿勢。自己理解を深め外的な要因で既存の行動パターンが崩れたとき、意識的に新しい生き方を試みて、行動が変わり好結果がもたらされた結果、そのパターンを自分のアイデンティティに組み込みます。
【人生100年時代でお金より大切にすべきものを知りたい】解決のため具体的な行動は【定期的に運動し、家族に感謝しながら、新たなネットワークに参加し、そのコミュニティの活動に協力する】
では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?それは、【定期的に運動し、家族に感謝しながら、新たなネットワークに参加し、そのコミュニティの活動に協力する】です。定期的な運動と家族への感謝で活力資産を、新たなネットワークへの参加で変身資産を、コミュニティへの貢献で生産性資産をそれぞれ築きます。
今回の解説は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。本書の内容を実行し皆様の問題解決にご活用ください。最後に本書のリンクを再掲載しますので、購入して実践してみてください。
LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-
次回は、今回解説した内容を踏まえて、人生100年時代に求められる新しい3つのキャリアとそれらを前提とした未来のお金、時間、人間関係について解説します。
本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。


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