皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
- どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
- どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
- 問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【未来の安定した幸福感を得るうえで役立つ考え方を知りたい】方へおすすめの本【幸福の『資本』論】
【未来の安定した幸福感を得るうえで役立つ考え方を知りたい】でお困りの方へおすすめの本は、幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」です。
以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【未来の安定した幸福感を得るうえで役立つ考え方を知りたい】を解決できる理由は【幸福になるための3つのインフラ、人的資本、金融資産、社会資本を提案している】から
【幸福の『資本』論】で、【未来の安定した幸福感を得るうえで役立つ考え方を知りたい】を解決できる理由は【幸福になるための3つのインフラ、人的資本、金融資産、社会資本を提案している】からです。
著者である橘玲氏は、東日本大震災を受けて著書「大震災の後で人生について語るということ(講談社)」を出版後、人の人生設計について考え、さらに幸福な人生の土台について雑誌のインタビューを受けたとき、改めて自身の過去の著作の内容をアップデートする形で、3つのポートフォリオという視点から幸福の「資本」をまとめ新たな発見をしました。
幸福の条件は「自由」、「自己実現」、「共同体=絆」の3つである
本書によると、まず冒頭で、幸福の条件は「自由」、「自己実現」、「共同体=絆」の3つであると定義します。さらに、これらの3つの幸福の条件は、それぞれ自由=金融資産、自己実現=人的資本、社会資本=共同体・絆に対応しています。要するに、金融資産を充実させれば、(経済的)自由が得られ、人的資本を充実させれば、自己実現(なりたい自分になる)、社会資本を充実させれば、強固な絆で結ばれた共同体が得られるとしています。
「貧困」=金融資本、人的資本、社会資本全てが乏しいこと
「貧困」というと一般的には、お金がないこと、つまり、金融資産が少ないこと、を指すことが一般的ですが、本書では、お金はないけれども仲の良い友達に恵まれる例などを挙げたうえで、「貧困」とは金融資本、人的資本、社会資本全てが乏しいことと定義します。これは、かなり画期的な考え方です。例えば、宝くじを当てた人は一時的に金融資産のみが突出して増えたあと、仕事をやめて人的資本がゼロとなり、やがてお金の無心をする人が増えて関係性を切った結果社会資本がゼロとなり、やがて金融資産を使い果たして貧困に陥るとしています。逆にいえば、3つの資本のうち2つ以上の資本を充実させ安定させることが幸福の土台を作るうえで重要であるとしています。本書では、3つの資本について様々な証拠(エヴィデンス)をもとに詳細に説明します。
自由のための金融資産
最初に金融資産について説明しています。金融市場においては、お金を投入して利子・配当という利益を得ることで、金融資産を蓄積させ、経済的独立=自由を得ることを目指します。そして、お金と幸福度の関係性から、収入800万円、金融資産1億円を目指すべきゴールとしています。理由は、それ以上お金が増えても幸福感が増えないからです。そして、それを目指す具体的な方法を提案しています。そして、これは資本主義のルールに素直に従うならば再現性をもったうえで誰でも実現可能であるとしています。
自己実現のための人的資本
次に人的資本について説明しています。人的資本においては、労働市場に労働を投入して収入を得るとともに、人的資本を使って自己実現を目指します。より多くの収入を得ることと、自己実現、つまり、なりたい自分になることは、一見両立が難しいですが、本書で具体的な方法を提案しています。例えば、職種としては、最近の環境変化のトレンド、「知識社会化」「グローバル化」「リベラル化」を背景に、拡張可能なクリエイターを目指すこととしています。さらに雇用形態は、サラリーマンではなく、会社からの案件ごとに仕事に取組むフリーエージェントとなるべきとしています。そのための基本戦略として、以下を提案しています。
- 好きなことに人的資本のすべてを投入する
- 好きなことをマネタイズ(ビジネス化)できるニッチを見つける
- 官僚化した組織との取引から収益を得る
(本書の「8.サラリーマンという生き方」のフリーエージェントへの道より引用。)
最後の説明の締めとして老後を人的資本がゼロとなった状態と定義したうえで、老後問題の対策について方法を説明しています。
幸福のための社会資本
最後に社会資本について説明しています。社会資本については、評価経済市場に、関わりや交流を投入して共同体内における評判という利益を得て、信用を蓄積し、愛情や友情を獲得し幸福になることを目指します。まず、本書では人間関係を本人に近い順に、「愛情空間」、「友情空間」、「貨幣空間」と定義します。さらに、親密な関係となる愛情空間と友情空間をまとめて「政治空間」とします。まず、愛情空間については、家族や恋人などとの大切な関係となりますので、この関係性は充実させるべきとしています。一方、友情空間を含む政治空間については関係性を最小化すべきとしています。理由は、政治空間特に日本の会社組織内における独特の風土に起因するうつ病や過労死の問題を回避するためには、収入を得る手段を政治空間ではなく貨幣空間に変えるべきとしています。日本的会社組織=政治空間=強いつながりからは、一体感や権力主義的達成感は得られる一方、平等主義を原則とすることから「知識社会化」「グローバル化」「リベラル化」の環境変化の結果、組織的閉塞感に陥り個人的な自己実現は達成できない。また空間の広がりが狭く拡張可能性が低いです。しかし、貨幣空間=経済的な関係を得るだけの弱いつながりからは、チームとの一体感などは得られない一方、様々な経済的機会にチャレンジして、自分のやりたいことを実現できる可能性がでてきます。空間的な広がりは無限で拡張可能性が高いです。これらをもとに結論として、社会資本で幸福を得るには、愛情空間から強いつながりを得て充実させるが、政治空間のつながりは最小限とし、貨幣空間の弱いつながりから適時人間関係を選択してフリーエージェントとして収入を得ます。
安定した幸福感を得るための具体的な行動は、3つの資産で集中及び分散投資を戦略的に分けること
では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?
それは、3つの資産で集中及び分散投資を戦略的にわけることです。具体的には以下です。
- 金融資産は分散投資する
- 人的資産は好きなことに集中投資する
- 社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散投資する
なお、それぞれの詳細な戦略については、本書へのリンクを再掲載しますので、ぜひ本書を購入してご確認ください。
幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。本書の内容を実行し皆様の問題解決にご活用ください。
本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。


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