皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、未来のトレンドを予測する上で役立つニュースをご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、「私が未来に繋がる!面白い!」と感じるニュース記事を10本程度ピックアップし、簡単に解説します。解説は、どんなトレンドが予想できるか?それに対し我々はどう対応すべきかを中心に私の意見としてご紹介します。それでは、本題に入りましょう。
ALS患者が思考でAIアシスタント操作、ビデオ通話や音楽再生も

この記事から、AIを用いた脳機能の拡張のトレンドが予測できます。AIとはArtificial intelligenceつまり人口知能でテクノロジーを用いて人間の脳機能を拡張するものです。その究極の形が、AIを人間の脳に直接つないで実現を目指すBCI(Brain Computer Interface)です。まるで映画「マトリクス」の世界ですが、ついに実現しつつあるようです。記事によると、筋力の低下や麻痺を引き起こす進行性の神経疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS=Amyotrophic Lateral Sclerosis)の患者に、ステント型の電極を挿入した結果、アマゾン製のAI「アレクサ」を通じて、オンラインショッピングや読書ができたようです。したがって我々としては、今後臨床事例に期待すると良いでしょう。
大腸菌を利用して無限リサイクル可能なプラスチックを作る研究

この記事から、バイオものづくり進展のトレンドが予測できます。記事によると大腸菌を用いてポリジケトンアミン(PDK)というプラスティックを生成することに成功したようです。具体的には、大腸菌を遺伝子組み換えであるタンパク質を導入した結果、大腸菌体内の分子をPDKを構成するモノマーへと転換することに成功したようです。PDKを構成する分子が大腸菌で由来であることから、無限にリサイクルが可能になるようです。したがって、マイクロプラスティック問題の解決策として期待すると良いでしょう。
「生体分子シークエンサー」国産プロトタイプ開発 大阪大、国産化へ期待高まる

この記事から、医療機器の国産化のトレンドが予測できます。2020年から2022年まで新型コロナが蔓延した際に、ワクチンはすべて外国産でした。国産ワクチンがなくて導入が遅れた結果、多くの命がなくなりました。ですから、医薬品や医療機器を国産化することは大変大きな意味を持ちます。記事によると、がん治療などの遺伝子検査に必要な「生体分子シークエンサー」の国内初となる国産プロトタイプを開発したようです。これまで、このような先端医療機器をすべて外国産に依存してきた結果、がんで苦しむ患者が先端医療を受ける機会を逃してきました。最近国産の手術支援ロボット「hinotori」が実用化されたことも含めて、今後の開発・実用化に期待すると良いでしょう。
ノーベル生理学・医学賞に米国の2氏 線虫から「マイクロRNA」発見

この記事から、ゲノム創薬のトレンドが予測できます。ゲノム創薬とは、ゲノム(遺伝子情報)を活用して、病気の原因となる遺伝子やその遺伝子が作るタンパク質を調べ、その情報を基に薬を開発する手法です。記事によると、2024年のノーベル生理学・医学賞において、マイクロRNAが遺伝子の転写を抑制している機構を発見しました。これが、ゲノム創薬につながる理由は、病気の原因となる遺伝子から発現されるメッセンジャーRNAと相補的なマイクロRNAを有機合成して幹部に注入することで、これらが結合することで病気遺伝子の原因となるたんぱく質の発現を抑制するからです。理論的には、遺伝子を原因とするあらゆる病気に適用可能です。したがって我々としては、今後の臨床事例に期待すると良いでしょう。
老化細胞を薬で除去 順天堂大、国内初の臨床研究計画を提出

この記事から、老化研究に技術進展のトレンドが予測できます。今後、先進国共通の課題として高齢化が進展するでしょう。その課題解決のため、老化の進行を遅らせる研究が進んでいます。記事によると、加齢に伴い蓄積する老化細胞を薬で除去する臨床研究が進んでいるようです。老化細胞は、体内に炎症を引き起こす物質を出し続けるため、免疫細胞によって除去されます。しかし、一部の老化細胞の表面には免疫の攻撃を逃れるたんぱく質がある結果、炎症による老化が進んでしまいます。そこで、太らせたマウスに「SGLT(Sodium glucose co-transporter)2阻害薬」という既存の糖尿病治療薬を与えたところ、老化細胞表面の免疫を逃れるタンパク質が分解され、老化が抑制されました。これまでの老化細胞除去薬は抗がん剤として使われるものが多かったですが、「SGLT2阻害薬」であれば副作用の懸念が少ないようです。したがって我々としては、高齢化を克服した未来に期待すると良いでしょう。
【赤ちゃんの難病】「手術受けて本当に良かった」母親のおなかの中で「手術」国内初の治療法とは?「脊髄髄膜瘤」の新たな選択肢、患者の希望の光になるか

この記事から、胎児期における予防・診断・治療のトレンドが予測できます。以前は、子供の病気は生まれはじめてわかるものでしたが、最近では医療技術の進展に伴い胎児期の出生前診断により生まれる前からどのような病気になるか診断することができるようになりました。(我が家も次女が生まれる前に出生前診断をし、遺伝的な障害の有無等を検査しました。その結果、安心して生む決断をすることができました。)記事によると、出生前診断に加えて出生前治療をする技術が確立したようです。具体的には、胎児が母親の体内にいる間に脊髄が体の外にでて損傷し脳や歩行に支障をきたす先天性の難病「脊髄髄膜瘤(せきずいずいまくりゅう)」を胎児期の手術で治療し無事出産できたようです。したがって我々としては、今後の保険適用を期待すると良いでしょう。
以上です。全体として今後、ゲノム×AI=医療技術の進展という未来につながるかもしれません。皆さま、トレンドを捉えてしっかり対応していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、次回、皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
よろしくお願いします。


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