皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、未来のトレンドを予測する上で役立つニュースをご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、「私が未来に繋がる!面白い!」と感じるニュース記事を10本程度ピックアップし、簡単に解説します。解説は、どんなトレンドが予想できるか?それに対し我々はどう対応すべきかを中心に私の意見としてご紹介します。それでは、本題に入りましょう。
遺伝子組み換え困難な細菌を改変、バイオものづくり期待 長浜バイオ大など
この記事から、バイオリアクターを用いた工業製品の生産のトレンドが予測できます。エレクトロポレーション法(電気刺激で細菌の細胞壁に一時的に穴をあけてそこに外来遺伝子を組み込む手法)において、遺伝子取り込み効率が5.7万倍に向上したという内容です。また、個人的に画期的だと思うのは、有害な有機溶媒であるトルエンを分解可能な細菌を基盤微生物として採用できる点です。従来の基盤備瀬物である大腸菌は、水溶液内でしか生息できないため、原理上生産できるものは、水溶性の反応系で生成できるものに限られていました。一方、この最近を使えば、従来バイオリアクターで生成できなかった水に溶けない有機溶媒性物質を生成できる可能性が広がります。したがって我々としては、?今後の事例を期待して待つと良いでしょう。
糖尿病薬で“老化細胞の除去”に成功! フレイル改善・寿命延長効果もマウス実験で確認 順天堂大
この記事から、アンチエイジング薬学のトレンドが予測できます。マウスに糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」を投与すると、内臓脂肪に蓄積した老化細胞が除去されるとともに内臓脂肪の炎症が改善し、糖代謝異常やインスリン抵抗性の改善がみられたとのことです。これまでにも、蓄積した老化細胞を除去する「セノリシス」が開発研究されてきましたが、その多くは抗がん剤として使用されているものが多く、副作用の懸念がありましたが、今回は副作用の少ない老化細胞除去薬として実用化が期待されます。したがって我々としては、人生100年時代に支える薬として人体での臨床結果を待つと良いでしょう。
「歯が生える薬」を開発! 人間はあと6年で歯を生やせるようになる!?日本の科学者が新薬を開発中
この記事から、歯の治療法における技術革新のトレンドが予測できます。これまで、エナメルという保護層があるため、歯には欠損した場合の自己再生能力が欠けているとされてきました。しかし、日本人の研究チームは人間の歯を再生させる新薬の開発を進めているようです。歯の成長を阻害するUSAG-1と骨形成タンパク質(BMP:Bone Morphogenetic Proteins)の相互作用を阻害するモノクローナル抗体を発見しました。しかも、この新薬はすでに人での臨床試験がはじまっており、はやければ2030年に市販化されるようです。今のところ、動物実験では目立った副作用は確認されていないようです。したがって、歯でお悩みの皆様は、期待して続報を待つと良いでしょう。
奈良県立医科大学 “人工血液”を開発
この記事から、救急治療技術進展のトレンドが予測できます。交通事故などの出血で緊急の輸血が必要な場合、患者の血液型に合致する血液が足りず、救えたはずの命が救えないという悲しい現実があります。記事によると、廃棄処分される赤血球製剤から血液型無関係に輸血可能な人工血液を開発したようです。赤血球からヘモグロビンだけを取り出し脂質カプセルで包むことで、2年間保存可能です。したがって我々としては、医療技術の進展に期待すると良いでしょう。
傷治療の人工タンパク質実用化へ 三洋化成と京大、来年度中目指す
この記事から、再生医療の最前線のトレンドが予測できます。記事によると、遺伝子組み換えによって作られた人工タンパク質シルクエラスチンを火傷などの患部にはり治療するようです。これまで、火傷の治療用に細胞シートなどが実用化されましたが、患者由来の細胞を培養するなどの手間がかかりました。今回画期的なのは、インビトロで生産した生体分子を薬剤として使用する点です。その結果、23人/25人で高い治療効果が得られたようです。したがって我々としては、続報に期待すると良いでしょう。
以上です。全体として今後、バイオものづくりという未来につながるかもしれません。皆さま、トレンドを捉えてしっかり対応していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、次回、皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
よろしくお願いします。

