皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
最近は、未来につながるおすすめの本である7つの習慣のご紹介をしてきました。
今回は少し趣向を変えて、久しぶりに私自身の考えをお伝えしたいと思います。
皆さまは、お仕事をするうえで心掛けていらっしゃることや工夫されていることはありますか?私はあります。それは、20年間様々な経験をする中で、身に着けたものです。
それは、「未来に向けて着実に前進するための5つの考え方」です。この記事を最後まで読めば、変化が加速するVUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性))の時代において、少なくとも後退すること一歩一歩着実に前進する方法を知ることができます。興味あるという方は、ぜひ最後までお読みください。
未来に向けて着実に前進するための5つの考え方とは?
先に結論から申し上げますと、未来に向けて着実に前進するための5つの考え方とは以下です。
- 3現主義=現地・現物・現人を重視する
- 記憶より記録を重視する
- ファクトベースで考える
- ロジカル・シンキング
- ゼロベースで考える
未来に向けて着実に前進するための考え方をどうやって身に着けたのか?
未来に向けて着実に前進するための考え方を私はどうやって身につけたのか?
その応えは、「20代から30代にかけてトライアンドエラーしながら身につけた」です。
20代のころ、私はとにかく夢見がちでした。なんでも「思い通りになるはず!」と、大して調べることもせず、思い込みで行動しました。その結果、仕事やお金において、知っているだけでしなくてすんだ苦労や失敗をたくさん経験しました。そして、人生が大幅に後退しました。具体的には、借金を300万円抱えたまま無職になり結婚が10年遅れました。
そこから約10年かけて自分の人生を立て直す中で、様々なトライアンドエラーを継続した結果、未来に向けて着実に前進する5つの考え方を身につけました。
(余談ですが、「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」は無視していいです。全力で拒否すべきです。迷ったら楽な方へ全力で逃げてください。周りの意見は気にしないことです。)
より詳しくはプロフィールをご確認ください。
それでは、5つの考え方について、以下順番に解説します。
3現主義=現地・現物・現人を重視する
未来に向けて着実に前進する考え方一つ目は、「3現主義」です。「3現主義」とは、現地・現物・現人を重視することです。そして現地、現物、現人のそれぞれの意味は以下です。
- 現地=ネットで調べる二次情報より一次情報が大事。現地に足を運び五感で生の現場感覚を体験する
- 現物=デジタル空間にある仮想の物ではなく、現地にある課題(実物)を見て触って感じる
- 現人=社長や管理者など人伝てでのヒアリングではなく課題を抱える本人から直接ヒアリングする
「3現主義」を実践することで、限りなくファクトに近いリアルな情報が得られる、というメリットがある一方、かなり対象に入り込むことになるので結果へのコミットが強く求められる、というデメリットがあります。
なお、この考え方は、工場の現場で使われる3現主義(現場、現物、現実)とは異なる私独自の概念です。ご了承ください。
記憶より記録を重視する
未来に向けて着実に前進する考え方二つ目は、「記憶より記録を重視する」です。「記憶より記録を重視する」とは、新しい物事に出会ったとき、頭に記憶するだけではなく、その事実を記録して残すことです。
記憶は時間が経つにつれて曖昧になります。時間が経った後、その曖昧な記憶を元にアイデアが浮かんだとしても、それは単なる思い込みであることが多いです。しかし、明確な記録を元に考えたアイデアは有効性が高いです。
「記憶より記録を重視する」を実践する、つまり、定期的に物事を記録することで、長期トレンドが予測できるようになりアイデアの精度が上がる、というメリットがある一方、その記録を失くさずに長期的に保管し続ける必要がある、というデメリットがあります。
ファクトベースで考える
未来に向けて着実に前進する考え方の三つ目は、「ファクトベースで考える」です。「ファクトベースで考える」とは、感情をフラットにして事実をベースに考えることです。物事をとらえるとき、極端に悲観的になったり、極端に楽観的になったりしますが、それらはどちらも単なる思い込みです。そうではなくて、物事をありのままに捉えて考えます。
ただし、誤解しないでいただきたいのは、感情を無くして冷淡になることを主張している訳ではありません。
むしろ、あなたが感じる感情を大切にしてください。これは感情的になるということではなく、Mind awarenessつまり「自分は今◯◯という感情を抱いているんだな」と自覚することを意味します。つまり、自分の今の感情を自覚しながら、事実をベースに物事を判断してください。
「ファクトベースで考える」を実践することで、客観性が増し、価値観が違う相手から合意が得られる、というメリットがある一方、ファクトが不足すると適切な判断ができない、というデメリットがあります。
ロジカル・シンキング
未来に向けて着実に前進する考え方の四つ目は、「ロジカル・シンキング」です。「ロジカル・シンキング」とは、論理的思考のことで、事実Aと事実Bがあるときに、原因→結果で繋げて考えたり、結果→原因を推測したりすることです。
例えば、事実A:来客数が減っている、事実B:売上が減っているとすると、原因→結果=A→B=来客数が減っていることが原因で、売上が減っているという結果になったと考えます。
また、論理的な問題解決に使われる手法として「MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)」=「漏れなく、ダブりなく」があります。これは、ある物事を構成する要素を全て洗い出して考えるということです。例えば、売上を増やすという課題に対し、売上は客単価×客数に分解できます。客単価を上げてもそれ以上に客数が減れば売上は増えませんし、客数を増やしてもそれ以上に客単価が下がれば、売上は増えません。このように、構成要素を全て押さえてはじめて問題解決ができます。
「ロジカル・シンキング」を実践することで、ファクト同士を漏れなくダブりなく整理できるので、問題解決手法としてとても有効である、というメリットがある一方、伝え方を間違えると論理的には正しいことはわかるが相手が感情的に納得できなくなる、というデメリットがあります。
ゼロベースで考える
未来に向けて着実に前進する考え方の五つ目は、「ゼロベースで考える」です。「ゼロベースで考える」とは、0から1を新たに生み出す時、現在自分が使えるリソースがゼロの状態を想定して実現方法を考えることです。「ゼロベースで考える」を実践するには、以下の順番に取り組むとよいでしょう。
- 現在使えるリソースが0と想定して、最悪のプランを策定します。(ゼロベースプラン)
- 使えるリソースが潤沢にあると想定して、最良のプランを策定します。
- 1と2のプランを参考にして、現在使えるリソースを活用した、現実のプランを策定します。
以上のように「ゼロベースで考える」を実践することで、これ以上後退しない最悪プランをベースに計画を立てるので原理上計画実行に際して後退することがなくなる、というメリットがある一方、リスクを回避しすぎた結果本来現在のリソースがあれば獲得できるリターンを逃す可能性がある、というデメリットがあります。
未来に向けて着実に前進する5つの考え方を組み合わせて実践する
ここまで、未来に向けて着実に前進する5つの考え方をご紹介しました。
では、この考え方を組み合わせて実践するにはどうしたらいいでしょう?
そこで以下に実践例をご紹介します。
- 3現主義に従い、現地を訪問し、課題(現物)に直に触れて、課題を感じる人(現人)から直接ヒアリングする
- 定期的に現地を訪問し、収集した情報を記録する
- 記録した情報を、ファクト(事実)とそれ以外(感想や希望)に分けて選別する
- 事実同士を因果の論理で繋げて整理統合し、時系列に並べることで現場のトレンドを把握する
- 現場のトレンドを元にした課題解決のために、リソースが0と想定した最悪プランとリソースが潤沢にある最良プランを立案し、両者を比較して現実的なプランを作成する
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。当ブログでは、皆様の未来につながる情報を発信してまいります。今後ともよろしくお願いします。


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