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思い込みを乗り越え物事を正しく知りたい方におすすめの本「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」のご紹介

皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。

本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。
解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
・どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
・どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
・問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。

思い込みを乗り越え物事を正しく知りたい方へおすすめの本【FACTFULNESS(ファクトフルネス)】

思い込みを乗り越え物事を正しく知りたい方へおすすめの本は、【FACTFULNESS(ファクトフルネス)】です。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

以下でおすすめの理由を解説します。

本書で思い込みを乗り越え物事を正しく知ることができる理由は、思い込みを招く10種の本能とそれを乗り越える方法を解説しているから

FACTFULNESS(ファクトフルネス)で、思い込みを乗り越え物事を正しく知ることができる理由は、思い込みを招く10種の本能とそれを乗り越える方法を解説しているからです。
著者であるハンス・ロスリング氏は、医師として世界中の様々な国特に発展途上国で公衆衛生に携わる中で思い込みを捨て事実に基づき行動することの大切さを実感し、事実に基づく社会の見方を広める活動に尽力しました。

世界の事実に対する13個の質問を提示し、思い込みで物事を判断していたことを実感する

本書では、冒頭で世界の事実に対する13個の質問を提示します。質問内容は、ジェンダーギャップや極度の貧困、平均寿命、人口動態、自然災害、医療、教育、地球温暖化、エネルギーなど多岐にわたります。私自身がこれらの問題に対して回答してみたところ、間違いが多く自分が思い込みで物事を判断していたことを痛感します。しかも、このような思い込みは全世界共通で見られる現象と本書は述べています。

思い込みで物事を判断してしまう理由は、ドラマチックな世界を求める本能があるから

ではなぜ、思い込みで物事を判断してしまうのでしょうか?その理由は、 ドラマチックな世界を求める本能があるからです。我々は、日々ニュースなどを見る中で以下のような先入観を抱いていないでしょうか?「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、どんどん物騒になっている。金持ちはより一層金持ちになり、貧乏人はより一層貧乏になり、貧困は増え続ける一方だ。何もしなければ天然資源ももうすぐ尽きてしまう。」これを著者は「ドラマチックすぎる世界の見方」と呼んでいます。これは、狩猟採集時代に生き延びるため、人間の脳に刷り込まれた10の本能によるものであるとしています。

「ドラマチックすぎる世界の見方」を求める10の本能とは

「ドラマチックすぎる世界の見方」を求める10の本能とは以下です。

  1. 分断本能「世界は分断されている」という思い込み
  2. ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
  3. 直線本能「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
  4. 恐怖本能「危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
  5. 過大視本能「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
  6. パターン化本能「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思いこみ
  7. 宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思いこみ
  8. 単純化本能「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
  9. 犯人探し本能「誰かを攻めれば物事は解決する」という思い込み
  10. 焦り本能「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

本書では、10章にわたりこれらの思い込みについて事例を交えて解説しています。

10種の本能を乗り越えデータに基づき世界を見ること=FACTFULNESS(ファクトフルネス)

最後の11章でこれらの本能を乗り越えデータに基づき世界を見ること、つまりFACTFULNESS(ファクトフルネス)を実践する方法を説明しています。その方法とは以下です。

  1. 分断本能を抑えるには・・・大半の人がどこにいるかを探そう
  2. ネガティブ本能を抑えるには・・・悪いニュースのほうが広まりやすいと覚えておこう
  3. 直線本能を抑えるには・・・直線もいつかは曲がることを知ろう
  4. 恐怖本能を抑えるには・・・リスクを計算しよう
  5. 過大視本能を抑えるには・・・数字を比較しよう
  6. パターン化本能を抑えるには・・・分類を疑おう
  7. 宿命本能を抑えるには・・・ゆっくりとした変化でも着実に変化していることを心に留めよう
  8. 単純化本能を抑えるには・・・ひとつの知識がすべてに応用できるわけではないことを覚えておこう
  9. 犯人捜し本能を抑えるには・・・誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう
  10. 焦り本能を抑えるには・・・小さな一歩を重ねよう

思い込みを乗り越え物事を正しく知るため具体的な行動は、好奇心と謙虚心を持ち情報に触れること

では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか?それは、好奇心と謙虚心を持ち情報に触れることです。例えば、ニュースや本などで「ドラマチックすぎる世界の見方」に触れたとき、本書の10の本能を思い出し、冷静になって関連する事実を探しにいきます。そのとき、「自分はすべての事実を知っているわけではない」という謙虚な気持ちで、純粋な好奇心に従い情報に触れることです。その結果、情報リテラシーがかなり高まると思います。

本書の内容を実践して得られる最大の果実は、様々な情報に触れた際にストレスが軽減すること

最後に、本書の内容に関して私なりの意見を述べます。まず、本書はキリスト教圏であるスウェーデンの医師が書いた著作であるという点で、文化も宗教も異なる我々日本人から見ると内容に偏りがあることを意識する必要があります。例えば、アフリカとアジア地域を同一視するような記載が目立ちました。ただし、それらを差し引いて読んだとしても、本書の内容を実践すると情報に触れる際のストレスがかなり軽減します。例えば、日本は少子高齢化、人口減少、市場縮小などとネガティブなニュースが多く嫌になりますが、世界に目を転じ、さらに過去から現在にいたる歴史に目を向ければ世界は確実によくなってきています。これらに基づけば、老後の資産形成において、世界全体の市場成長に投資するなどの判断ができるようになります。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。最後に本書のリンクを再掲しますので、本書をご購入のうえ、内容を実行し皆様の問題解決にご活用ください。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。

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