皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。
今日は、中小企業診断士試験の最大の関門である二次試験について、実際の過去問を用いて回答例を提示し、解説をします。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IVの試験問題
今日、取り扱うのは、中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IVです。
事例IVなので、財務・会計に関する事例ですね。
試験問題は、こちらよりダウンロードしてください。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IVの解説
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IV令和2年度事例IVについて解説します。
D社は、戸建住宅事業者です。地域に根差して事業展開するなかで、飲食事業、リフォーム事業へと事業を多角化してきた結果、事業の採算性やその評価方法に問題が生じてきました。
設問構成を見ると、問1:経営分析、問2:NPV計算、問3:企業価値評価、問4:セグメント別収益性分析、をテーマにしているようです。
難易度から、優先順位をつけて、問1:経営分析→問4:セグメント別収益性分析→問3:企業価値評価→問2:NPV計算の順番に回答し着実に点数を積み上げることがポイントとなるでしょう。
与件分を読むと、当社の経営課題は、収益性を向上させることです。
当社の今後のあるべき姿は地元の顧客と長期的な関係を構築しLTVを向上させることかと思われます。
ですので、これらを意識して回答を記述できるとよいかもしれません。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例IVの回答例
以下は、私の回答例です。ご参考になさってください。
第1問
(設問1)
①(a)売上高総利益率(b)26.39%
②(a)固定資産回転率(b)4.63回/(a)自己資本比率(b)15.82%
(設問2)
他社と比べ顧客重視で評判高く収益性が高い一方飲食店で不採算で固定資産の売上貢献効率が低く借入金依存で長期安全性が低い。
第2問
(設問1)
(a)
売上高 X
変動費 39/60X
固定費 28
営業利益 X-39/60X-28=0
21/60X=28
X=28*60/21=80百万円
売上高 X+70
変動費 0.6(X+70)
固定費 28
営業利益 X+70-0.6(X+70)-28=0
0.4(X+70)=28
0.4X=0
X=0
(b)80百万円
(設問2)
(a)
(i)効果が出る場合 確率70%
初年度:35-5
二年度:35-5
三年度:35-5
四年度:35-5
五年目:35-5+24
NPV1=30(0.926+0.857+0.794+0.735)+54+0.681
=303.312+36.774 =136.134 効果がでない場合 確率30% 初年度:-5-5 二年度:-5-5 三年度:-5-5+28 NPV2=△10(0.926+0.857)+180.794 =△101.783+14.292
=△3.358
NPV1×0,7+NPV2×0.3=95.2938-1.0074=94.2864
(ii)94.29百万円
(b)
(i)初年度:0.5(250.4+150.6)=△9.5 2-4年度:250.4+150.6=19 5年:250.4+150.6+27=46 △9.50.926+19(0.857+0.794+0.735)+460.681-30
=△8.977+19*2.386+31.326-30
=△8.977+45.334+31.326-30
=37.683百万円
(ii)37.68百万円
(c)①
第3問
(設問1)
E社の純資産額と買取価格の差異100百万円を正ののれんとして純資産に計上する。
(設問2)
助言は①純損失で収益性低下や時価評価で資産低下のリスクがあるので財務調査する②統合で相乗効果発揮の為事業調査する事である。
第4問
(設問1)(a)4.31%/(b)2.55%
(設問2)4.17%
(設問3)
(a)営業利益で借入含む業績の評価ができない
(b)経常利益で総合的な業績を適切に評価する
なお、これはあくまで回答例です。合格を保証するものではないことをご理解・ご了のほどよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。コメントなどでご意見・ご感想などいただきますと幸いです。
なお、当ブログでは、今後も中小企業診断士、二次試験についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

