皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。今回は、中小企業診断士試験の最大の関門である二次試験について、実際の過去問を用いて回答例を提示し、解説をします。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例Iの試験問題
今日、取り扱うのは、中小企業診断士二次試験-令和2年度事例Iです。事例Iなので、人事・組織に関する事例ですね。令和2年度のA社は老舗の酒蔵ですね。
試験問題は、こちらよりダウンロードしてください。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例Iの解説
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例Iについて解説します。
設問構成を見ると、事業承継、特にM&Aによる第3者承継をテーマにしているようです。
1+1=2以上となるような相乗効果が期待できる承継の仕方がポイントとなるでしょう。
与件分を読むと、当社の経営課題は、前社長のKKD経営(勘、経験、度胸)から脱却し、人事管理制度を近代化することです。
当社のあるべき姿は、今後増加する日本の伝統や文化に憧れるインバウンド客に、当社グループ全体でおもてなした結果、地域を活性化させることかと思われます。
ですので、これらを意識して回答を記述できるとよいかもしれません。
中小企業診断士二次試験-令和2年度事例Iの回答例
以下は、私の回答例です。ご参考になさってください。
第1問
(設問1)
経営ビジョンは、日本の伝統や文化に憧れるインバウンド客に200年の年月に裏打ちされた老舗ブランドを持つA社の酒と自身が経営する飲食店と高級旅館とを組合わせて提供することで、地元を活性化に繋げる事である。
(設問2)
理由は、①前の経営者に残ってもらい経営継続させるため②屋号を絶やさないため③10名の従業員の雇用責任を果たすため④ベテラン従業員を通じて蔵人や杜氏が酒造りノウハウを承継するた⑤買収後の企業文化融合のため。
第2問
手順は、①ベテラン女性事務員とともに働き全ての仕事の流れを確認する、②OJTを通じて複雑な事務作業や取引先との商売ノウハウを習得、③それらの知識や経験を標準化・マニュアル化し、情報システム化するである。
第3問
伸ばすべき能力は、杜氏や蔵人と新規事業との橋渡し役としての役割を果たす能力である。例えば、顧客の要望を聞きそれを杜氏や蔵人に伝えて、造りたての日本酒を堪能できるバーの開設を提案営業する等である。
第4問
グループ全体で最適となる人事管理制度の近代化に留意するよう助言する。具体的には①外国人を採用し最適な現場へ配置②透明性、公平性のある業績評価制度を構築し適切に評価③成果主義型賃金を導入する等である。
なお、これはあくまで回答例です。合格を保証するものではないことをご理解・ご了のほどよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。コメントなどでご意見・ご感想などいただきますと幸いです。
なお、当ブログでは、今後も中小企業診断士、二次試験についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
