皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。
今日は、中小企業診断士試験の最大の関門である二次試験について、実際の過去問を用いて回答例を提示し、解説をします。
中小企業診断士二次試験-令和3年度事例IIIの試験問題
今日、取り扱うのは、中小企業診断士二次試験-令和3年度事例IIIです。
事例IIIなので、生産管理に関する事例ですね。
試験問題は、こちらよりダウンロードしてください。
中小企業診断士二次試験-令和3年度事例IIIの解説
中小企業診断士二次試験-令和3年度事例IIIについて解説します。
設問構成を見ると、下請企業における自社ブランド品の開発をテーマにしているようです。
受託生産をするなかで出てきた生産上の課題を解決し、当社独自の強みを活かした自社ブランド製品を効果的に事業展開できるかがポイントとなるでしょう。
与件分を読むと、当社の経営課題は、自社ブランド製品の開発体制の構築です。
当社の今後のあるべき姿は、お客様に当社の製品を末永く愛顧いただけるようになることと思われます。
ですので、これらを意識して回答を記述できるとよいかもしれません。
中小企業診断士二次試験-令和3年度事例IIIの回答例
以下は、私の回答例です。ご参考になさってください。
第1問
強み(a)
強みは、手作り感のある高級仕様で注目され、自社ブランド化を牽引する程熟練職人の技術力が高いこと。
弱み(b)
弱みは、バックメーカーからの生産委託が受注量が多い一方低価格が主となり売上依存度が高いこと。
第2問
課題1(a)
生産計画立案後に月内に都度変更されないこと。
対応策1(b)
対応策は、生産計画作成周期を一か月以下とし、受注内容の変更や特急品の割り込み情報を生産計画に都度反映させ、各工程のリーダーへ即時に共有する。
課題2(a)
納期一か月を超える資材欠品による計画変更を防ぐ事。
対応策3(b)
対応策は、①受注量とロットサイズを一致させ在庫を減らす、②資材発注と在庫管理を裁断から包装・出荷工程へ移管し資材在庫状況に応じ適正量を発注する。
第3問
課題は、製品企画面で、製品デザイン部門の新製品の企画・開発経験を増やすこと、生産面で①欠品や過剰在庫をなくすこと、②裁縫から仕上げ工程、さらに修理まで製品ごとに一人の職人が担当する状態をなくし負荷を減らすこと、③熟練職人から若手職人へ製造全体の技能承継を進めること等である。
第4問
自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すべき。理由は、熟練職人の高い技術力を生かせるから。その為に、①製品デザイン担当を直営店の現場に立たせ顧客から情報を収集し製品企画へ活用、②受託製品の部分縫製を機械化し、熟練職人の負荷を軽減し自社ブランド製品へ注力させる、③縫製、仕上げ、修理の全体の流れを熟練職人から若手へOJTで指導する。
なお、これはあくまで回答例です。合格を保証するものではないことをご理解・ご了のほどよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。コメントなどでご意見・ご感想などいただきますと幸いです。
なお、当ブログでは、今後も中小企業診断士、二次試験についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

